令和から夜行列車にハマった人のひとりごと

令和に入ってから夜行列車など夜汽車が好きになりました。ブルートレインの乗車経験は少なめですが、これからの時代を走る色々な夜行列車を追っていきたいと思います。いいなと思って頂けたら嬉しいです。

最後の定期寝台特急 サンライズ瀬戸に乗って、こんぴらさんへ

ブルートレインが一通り廃止されて、

唯一の定期寝台特急となってしまった、

サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」号だが、

最近、東京駅から高松駅まで毎日運行している

サンライズ瀬戸号が、金土曜日出発に限り、

高松駅から、土讃線琴平駅まで延長運転されているという。

 

かつて、サンライズ瀬戸号は、

私が小学生の頃、愛媛県松山駅まで延長運転

されていたのだが、知らない間に無くなってしまった。

 

今回の、琴平延長運転も、

ここ最近長い間、運行されているようだが、

このご時世の中、いつまで

延長運転が続くか分からないので、

この機会にと思い、少し奮発して乗車することにした。

 

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という訳で、仕事帰りの金曜夜、

東京駅に赴く。

列車は21:50発だが、

およそ20分前には、東京駅ホームに入線し、

すぐに車内へ乗車出来る。

車内放送によると、

今夜発のサンライズ瀬戸号は、

個室寝台、指定座席車含めて、

全て予約済み、とのことだった。

 

私が乗車したのは、個室寝台ではなく、

乗車券と指定席特急券のみで、

横になれるカーペット車の「ノビノビ座席

だったのだが、確かに東京駅乗車時点で、

ほとんどの座席が埋まっている状態だった。

ちなみに、サンライズ号には自由席車両は無い。


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サンライズ瀬戸号は、定刻通りに東京駅を発車する。

途中の停車駅は、

横浜

熱海

沼津

富士

静岡

浜松

姫路

岡山

児島

坂出

高松

多度津

善通寺

琴平

の順に停車していく。

東京駅から、終着琴平駅までの

所要時間は、およそ10時間半である。

たっぷりと、列車の旅を楽しむことにする。

 

ちなみに上の写真は、

東京駅から、終点まで

ずっと目を覚ましておくための

カフェインである。

列車の中で眠れるのが、

夜行列車(特に寝台列車)の大きな魅力だが、

私は列車の中で過ごす夜更かしが好きなので、

予め缶コーヒーを用意して乗車した

(それでも、所々でつい眠ってしまったのは内緒)。


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大阪駅を過ぎたあたりから日が昇り始め、

写真は、姫路駅を出発した辺りの車窓である。


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後よりの出雲市駅行きのサンライズ出雲号を切り離し、

岡山駅を発車したサンライズ瀬戸号は、

児島駅を発車すると、瀬戸大橋を渡る。

日が昇り、それが瀬戸内海の水面に映り、

とても綺麗だった。


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高松駅に到着する。

この駅で、少なくともノビノビ座席にいた

他の乗客はほとんど降りていき、

続けて乗車する人は、

私も含めて数人であった。

高松駅では30分くらい停車する。


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高松駅を発車後、列車は

多度津駅善通寺駅に停車し

(しっかり確認したわけでは無いが、

 降車した人いたのだろうか?)、

8:39に終着の琴平駅に到着。

降りた人は、見かけただけで数人だった気がする。


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駅舎は、少し前にリニューアルされたようで、

海上交通の守り神(こんぴらさん)を祀ることで

有名とされる金刀比羅宮の玄関口に相応しく、

綺麗で少しおしゃれだった。

 

早速、金刀比羅宮へ向かう。


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JR琴平駅のすぐそばには、

ローカル私鉄の高松琴平電鉄ことでん)の、

琴電琴平駅がある。

こちらの駅舎も風格があったので、撮影する。

いつかは、ことでんにも乗車してみたい。


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鳥居をくぐり、参道を進んでいく。

朝10時前というだけあり、

未だ開店しているお店は少なかった。

所々には、インスタ映えしそうな

おしゃれなカフェもあり、

開店していたら、入ってみたかった。


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そして、琴平の名所?

と言っても、過言では無い石段を登っていく。

事前に下調べしないで来てしまったため、

正直、この石段を舐めていた。

なんと言っても、長い。

途中で疲れても、ここまで来て引き返すのは

非常にもったいないので、

ただひたすら、登っていく。


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15~20分ほど、石段を登り続け、

ようやく金刀比羅宮の大門に到着。

ちなみに、この先もまだまだ登り続ける。


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途中、宝物館を通り過ぎ、

大きな社殿が見えてくる。

やっとゴールかと思いきや、

こちらは本宮拝殿ではなく、

「旭社」と呼ばれる別の社殿で、

この先も、ひたすら登っていく。


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途中、門をくぐる。

写真にもあるように、この先も石段は続く。


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途中、伊勢神宮遙拝所を過ぎ、

やっとのことで、有名な金刀比羅宮の本宮社殿に到着。

登り始めてから、とても長かった。

片道40分はかかったと思う。

軽いハイキングであったと思う。

未だ若い年齢の内に、来れて良かった。


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本宮社殿の隣は展望所になっており、

山に囲まれた盆地や、

奥の方には瀬戸大橋まで一望出来て、

とても清々しかった。

 

参拝を終えたら、帰路につく。

正直、膝が笑い気味だったので、

気をつけながら、登ってきた石段を下る。


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無事に琴平駅に戻り、普通電車に乗る。

本来の予定では、琴平駅の隣である、

善通寺駅で下車し、弘法大師空海の故郷とされる、

善通寺にも行こうと思っていたのだが、

琴平の石段を舐めていたせいで、

今回は見送ることにする。

またリベンジしに来たい。


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坂出駅普通列車を下車し、

本州の岡山駅方面に向かう、

快速マリンライナーに乗り換える。


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岡山駅からは、新幹線に乗り、

無事に、未だ明るい内に帰京できた。

東京から琴平まで、行きの夜行列車では

10時間半かかったが、

帰りは新幹線を利用して、

およそ5時間で帰って来てしまった。

やっぱり新幹線は偉大で、

夜行列車が衰退するのは

当然の流れなのかも知れない。

 

とは言っても、このご時世で

未だ人通りの少ない時間帯に、

金刀比羅宮の最寄りである琴平駅に到着する

サンライズ瀬戸号は魅力的であると思う。

 

また、今回のサンライズ瀬戸号、

東京駅~琴平駅の乗車記録を

YouTubeに投稿したので、

もし興味を持って頂いた方は、

観て頂けると幸いである。

 

youtu.be