前回の記事では、
観光列車「ろくもん」に乗って、
戸倉上山田温泉を観に行ったところで終わった。
今回の記事は、
戸倉駅に戻ってきたところからスタートする。
再び、上田方面に戻る。
隣の坂城駅で下車する。
立派な駅舎だったが、駅員はおらず
無人駅であった。
駅を出てすぐのところに、
この駅で降りた目的地がある。
駅のそばには、かつて
169系急行型電車が静態保存されている。
169系は、碓氷峠を越えられるよう、
有名な横軽対策を施した車両で、
写真は、クハ169-27(169系のラストナンバー)。
3両編成で保存されており、反対側からも一枚。
写真は、クモハ169-1(169系のトップナンバー)。
トップナンバーとラストナンバーの車両が、
保存されているだけでも感慨深いが、
付近の案内板によると、実際に国鉄時代に
急行「志賀」などで信越本線を、
駆け巡っていた車両だそうである。
現在は、坂城町に譲渡され、
このように保存されているそうだが、
実際に急行列車で坂城駅に停車していたようで、
ゆかりの地に保存されていることは、
純粋に良いことだと思う。
残念ながら、車内には入れなかったが、
この車両が、末長くこの地に保存され続けることを
願う。
そのときの記録は、また次回の記事にて。