少し前から、ネットニュースで、
長野県を走るしなの鉄道にて、
新たな観光快速列車が運行を開始したことを
知った。
しなの鉄道の観光列車といえば、
主にJR九州を走る列車をデザインした、
水戸岡鋭治さんプロデュースによる
「ろくもん」が有名である。
そして今回、新たに土休日に運転される
ことになったのが、「軽井沢リゾート号」。
なんと新型車両を使用して、
軽井沢〜長野〜妙高高原駅間を突っ走る。
更に、予約時に希望すれば、
軽食付きという、なかなか面白そうな列車である。
久しく、しなの鉄道に乗っていなかったので、
思い至ったが吉日で、早速、
ネットにて軽井沢リゾート号の軽食プランを
申し込み、2週間後に現地に赴いた。
当日、北陸新幹線にて、まず軽井沢へ。
大宮駅から1時間もしないで着いてしまった。
本当に、新幹線は偉大である。
以前に訪れたときは、
資料館となっていた旧軽井沢駅舎は、
役割を有するようになっていた。
こちらから入り、窓口で乗車券を購入し、
改札を経て、入場する。
発車の約15分前には、
軽井沢リゾート号はホームに停車していた。
車内に入り、予め指定された座席に座る。
座席の前のテーブルには、
綺麗な柄のランチョンマットが敷かれ、
その上に軽食セットが既に用意されていた。
1つ1つ見ていく。
まずは、飲み物。
「秋映」という銘柄の林檎を使用した、
100%ジュース。
そして、メインの軽食セットである。
「KT'sBakery&Cafe」という、
しなの鉄道線沿線にあるベーカリー屋さんの
メニューだそうである。
詳しいおしながきは失念してしまったが、
サンドウィッチと、
スコーンと、
フルーツを使用した甘いベーカリー、
といったもので、やはり、
その地域で地産地消のものを食べる、
というのが、旅の醍醐味である。
特に、フルーツの甘いベーカリーは美味しかった。
そして最後に、ドライフルーツの林檎。
これは帰宅後に食べたが、
噛めば噛むほど、林檎の風味が感じられた。
これら、軽食を食べながら、
列車は走っていく。
新型車両だったので、乗り心地は快適であった。
軽井沢駅を出発して、およそ30分後、
私は途中の田中駅で下車した。
快適な列車に揺られながら、
終点の妙高高原駅まで行くのも良かったのだが、
この駅で下車したのは、個人的な理由があった。
田中駅に隣接されている、
温浴施設「ゆうふるtanaka」。
実は、この場所は私が高校生時代に、
一人旅で訪れたところなのである。
およそ10年振りに来た。
入浴料510円を支払い、
久しぶりに温泉に浸かった。
「千曲川温泉」という、ちゃんとした
温泉のようで、露天風呂もある。
館内は、地元の方と思われる人達に
利用されているようであった。
勿論、良いお湯でした。
入浴後は、
「青りんご+コラーゲンジュース」を
100円で飲んでみる。
どのあたりがコラーゲンなのかは、
正直、分からなかったが、
黒酢?の風味が感じられ、健康に良さそうだった。
本当は、田中駅から徒歩約20分のところに
ある、宿場町「海野宿」にも行ってみたかったのだが、
時間の都合で、割愛。
田中駅に戻る。
田中駅からは、
せっかく、しなの鉄道に乗りに来たので、
前述の観光列車「ろくもん」に乗車する。
その後の記録は、また次回の記事にて。