令和から夜行列車にハマった人のひとりごと

令和に入ってから夜行列車など夜汽車が好きになりました。ブルートレインの乗車経験は少なめですが、これからの時代を走る色々な夜行列車を追っていきたいと思います。いいなと思って頂けたら嬉しいです。

憧れのサンライズ出雲に乗って、出雲大社へ

寝台特急の「サンライズエクスプレス」は、

私が小学生の頃にデビューした。

以来、既に20年近く経つのだが、

値段と相談して、後回しにし続けた結果、

なかなか乗車する機会が無かった。

 

そんな中、私の学生時代の先輩と

「今度、寝台特急に乗りに行こう」という

話になり、既に定期で残っている寝台特急は、

サンライズエクスプレスを使用した、

サンライズ出雲」号と「サンライズ瀬戸」号

のみであったため、

せっかくなので、乗車時間が長めの

サンライズ出雲号に乗車することになった。

 

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という訳で、先輩と一緒に

当日、東京駅に赴く。

少しホームで待つと、

サンライズエクスプレスが入線してきた。

唯一の寝台特急とだけあり、

鉄道ファンや、その他旅行者も含めて、

列車の写真を撮影している人が多かった。

私も、1枚撮影する。

 

せっかくの寝台特急だが、

今回乗車するのは、個室寝台ではなく、

乗車券と指定席特急券のみで

カーペット敷きのスペースに横になれる

ノビノビ座席」である。

理由は、先輩と一緒に

自身のお財布と相談して

出来る限り安く行こう、

という話になったからである。

 

東京駅乗車時点で、

ノビノビ座席は若干の空席があったが、

埋まっている席の方が多かった。


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ノビノビ座席から、

進行方向2両先の号車には、

フリースペースのミニラウンジがある。

ここのミニラウンジは、

トータルで8席分しかなく、

東京駅出発直後から埋まりがちになるらしいので、

先輩と一緒に、東京駅出発前から陣取った。

そして、軽く宴会。

ここのミニラウンジには、

東京駅を出発して、

熱海駅到着前まで居座っていたが、

窓から眺める途中駅の通勤客を尻目に

ラウンジでくつろぐ優越感は、

少し気恥ずかしながらも、心地よいものだった。

 

列車が静岡県内に入った頃、

先輩と一緒にノビノビ座席に戻り、就寝。

サンライズ出雲号はそれほど揺れず、

熟睡は出来なかったが、

それでも眠れた。


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列車が、姫路駅や岡山駅を過ぎると、

ノビノビ座席内の空席が目立つように

なってきた。

車窓は、有名な宍道湖の車窓である。

宍道湖が見えてくると、

もうすぐ終着の出雲市駅である。


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宍道湖のそばを通り過ぎて、

間もなく終着の出雲市駅に到着。

東京駅から約12時間の長旅であった。

駅舎は、出雲大社を模しているのか、

とても威厳があるように感じた。


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出雲市駅から歩いて5分くらい

のところに、日帰り温浴施設の

「らんぷの湯」にて朝風呂。

先ほどのサンライズ出雲号の車内にも、

シャワーカードを購入すれば、

シャワーを浴びることが出来たのだが、

出雲市駅近に温浴施設があるのなら、

せっかくならゆっくり浸かりたいと思い、

こちらを選択した。

館内はガスランプを模した、

少しレトロな雰囲気の温浴施設で、

とてもリラックスできた。


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出雲市駅からは、地元のローカル私鉄の

一畑電車に乗り換えて出雲市駅に向かうのだが、

電車の時間までまだ少しあったので、

駅ナカの土産物屋を少し散策。

館内には、出雲大社で祀られているとされる、

大国主神の木像が置かれていた。


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JR出雲市駅から徒歩数分のところに、

一畑電車電鉄出雲市駅があり、

そこから乗車する。

昔、東京の東急電鉄で使用されていた

車両に乗り込む。


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途中の川跡駅にて、

出雲大社方面に行く

同じ一畑電車の支線に乗り換える。

今度は、京王電鉄の中古の車両がやってきた。

電鉄出雲市駅から川跡駅までは余裕で座れたが、

川跡駅から出雲大社駅までは、

全ての座席が既に埋まっていた。


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電鉄出雲市駅からトータルで、

約30分くらいで出雲大社前駅に到着。

レトロな雰囲気の駅舎が、

実に味があって良い雰囲気。


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出雲大社前駅から少し参道を散策しつつ、

出雲大社へ向かう。

さすが全国区で有名な神社の参道だけあり、

色々なお店やカフェなどが並び、

じっくり食べ歩きも楽しいだろうな、

と思った。


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参道の途中で、蕎麦屋に入り、

地元グルメの出雲そばを食べる。

先輩にご馳走になってしまった。

この日の朝食だったが、さっぱりとしていて

実に食べやすく、美味しかった。


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お腹を満たした後、

いよいよ出雲大社の鳥居をくぐり、

境内に入る。


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拝殿に到着する。

一般的な参拝の作法としては、

「二礼 二拍手 一礼」ではあるが、

出雲大社の場合、特殊で

「二礼 四拍手 一礼」となっており、

先輩と一緒に四拍手して参拝。


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拝殿の奥には、

本殿の参拝所も別にあり、

ここでも先輩と一緒に

四拍手して参拝する。


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参拝が終わり、出雲大社を後にして、

一度来た参道を、出雲大社前駅方面へ戻る。

途中で、カフェに入り、

出雲ぜんざい」を頂く。

このカフェでは、とてもまったりでき、

スケジュールの都合で、実は

この後すぐに帰りの電車に乗り、

帰京する予定なのだが、

先輩から「何で今日帰らなきゃいけないの?」と

何回も(冗談で)言われた。


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出雲大社の参道のお店では、

所々、商品価格の単位が「円」ではなく、

縁結びを模して「縁」と書かれている。

もちろん、使用する通貨は「円」なのだが、

さすが縁結びの神様を祀る

全国区で有名な神社だな、と感じた。


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という訳で、出雲大社前駅に戻って来た。

帰りの電車まで時間が少しあったので、

構内に保存されていた旧型車両を見学。

俳優の中井貴一が主演をしていた、

「RAILWAYS」にも出てきたデハ二50形である。

間近で実際、目の当たりにすると、

映画の世界を少しだけ思い出した。


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という訳で、

一畑電車→特急やくも号→新幹線、

と乗り継ぎ、その日の夜には

無事に帰京した。

 

先輩は最後まで、

今日中に帰京することに

(冗談で)文句を言っていたが、

この日の翌日、先輩から連絡があり、

先日に受験していた資格試験に合格したという。

やはり、出雲大社のパワーは、

人との縁に限らず、

色々なご縁を結んでくれるところなのかもしれない、

と最後に感じ、とても充実した弾丸旅で

行って良かったと思った。