私の母が韓流ファンなのだが、韓国では、
日本で言うお正月(1月1日〜3日くらい)の時期より、
旧暦の正月
(旧正月、1月21日〜2月20日間のいずれか、wikiより)、
の方を盛大にお祝いする、という話を聞いた。
それに伴い、駐日韓国大使館の施設である、
四谷三丁目に存在する韓国文化院にて、
旧正月を体験するイベントが開かれるという。
私自身、幼少期には新大久保の近くに
住んでいたこともあり、韓国には親しみを
感じていたので、当日、母と一緒に
四谷三丁目へ赴いた。
徒歩で10分くらいの場所に、韓国文化院はある。
ウィキペディアによると、
2009年に新築されたそうで、
なかなか現代的なデザインの立派な建物であった。
10時半開場に合わせて、10時頃到着したのだが、
既にセンターの前には、開場を待つ方々の
行列が出来ていた。
行列の中には、日本人は勿論、
韓国の家族の方々もおり、
様々な人達が並んでいた。
ただ、女性の方が多めだった気がする。
入場後、まず館内の飲み物自動販売機へ直行。
事前リサーチしておいたのだが、
ここでは、韓国の飲み物が
自動販売機で購入できる。
もちろん日本円で買えるのだが、
日本の飲み物よりも値段は安めである
(1本100円前後)。
上の写真は、早速購入した「ミルキス」。
乳酸系の炭酸飲料で美味しかった。
続いて、1階ホールにて、
韓国伝統様式にて記念撮影。
館内の係の方に撮って頂いたのだが、
少し恥ずかしかった。
記念撮影の次は、自動販売機2回目。
今度は、缶コーヒーの「Let's be coffee」。
微糖?のコーヒーという感じでこれも美味しかった。
1階ホールの入口には、
このような幕?が張られていた。
たとえ幕であっても、このように異国情緒を
味わえるのは楽しい。
ここで一旦、四谷三丁目の韓国文化院を後にする。
韓国文化院前から発着し、
韓国学校や新大久保コリアンタウンを経由し循環する、
「K-shuttle」というバスで移動する。
ちなみに運賃は、なんと無料である。
ただし、このバスの停留所にはバス停が無い。
なので、韓国文化院の係の方に、
どの辺りにバスが停車するか教えてもらい、乗車した。
韓流ファンの母に連れられ、
新大久保の韓国料理へジャンク屋さんに
やってきた。
へジャンクとは、何でも胃腸の調子を整え、
滋養強壮に効くスープのことらしい。
まずは、韓国料理定番の、
カクテキなど付け合わせから出てくる。
これがへジャンクである。
食べてみた感想としては、確かに辛いのだが、
チゲなどと違い、単純に辛いでけでなく、
確かに、体の体調を整えるような漢方?に近い
風味を感じられ、滋養強壮には確かに良さそうだった。
もちろん、美味しく頂きました。
このお店では、チヂミも注文した。
新大久保とは言え、やっぱり本場の方達がつくる、
韓国料理はやっぱり美味しい。
再び、四谷三丁目の韓国文化院に戻り、
自動販売機3回目。
今度は現地でも定番な「七星サイダー」。
すっきりと、そして甘いサイダーです。
時間が夕方に近づき、
再び1階ホールにて、韓国式お雑煮が
無料で振る舞われた。
日本の雑煮とは違い、餅が小振りで食べやすく、
味も薄めで、おかゆに近い味だった。
体に優しい味がした。
そして、お土産として、
韓国式の刺繍袋に入った、韓国式のお餅も、
これも雑煮と同じで無料で振る舞われた。
韓国式のお餅も美味しかったが、
何よりこの刺繍がとても綺麗でおしゃれだな、と感じた。
という訳で、行きと同じ丸ノ内線で、
四谷三丁目を後にした。
今、日本と韓国の間には、
難しい問題は色々とあるが、
こういった民間での交流の大切さも実感した。
韓国に限らず、
このような日本に居ながら、
異国情緒を味わえるイベントがあれば、
また積極的に参加したいと思う。