今年で、東武日光線は開通90周年になるという。
それに伴い、現在日光線系統で使用されている
リバイバルされる、というニュースを最近知った。
開かれるイベント、東武ファンフェスタ2019に伴い、
そのリバイバルカラーの車両を使用した
団体臨時列車ツアーが行われることを知り、
これは行きたいと思い、
東武トップツアーズHPにて申し込んだ。
そして当日、南栗橋車両管区の最寄り駅である、
その団体列車は、なんと南栗橋車両管区の
車庫内から出発する。
南栗橋駅から車両管区までは、
東武ファンフェスタが行われる日限定で、
駅前から車両管区までの無料シャトルバスが
出ていた。
駅前はシャトルバスを利用する客で行列が
出来ていたが、回転が早く、比較的すぐ
車両管区に到着した。
車両管区内に入り、会場を進んでいくと、
東武博物館所有の有名な8111Fが、
休憩用車両として展示されていた。
前から撮影したいと思っていた車両なので、
この機会に撮影できて良かった。
続いて、このイベントメインの車両展示であるが、
かなり人が多く、確か15分毎の入れ替え制に
なっていたので、遠巻きから撮影して済ませた。
写真のように、ファンフェスタ会場内は、
なかなか上手く歩けないほどのすごい人であった。
鉄道会社のグッズ販売のブースや、
東武グループや沿線のグルメを求める人で
ごった返していた。
先ほどの車両展示とは別に、
留置されていた。
これは個人的な感想であるが、
伊豆を宣伝する車両と、
日光方面で運用されている車両が並んでいる光景は
何だか、興味深かった。
せっかくなので、会場内でお昼を食べる。
写真は、露店で売られていた、
宇都宮東武ホテルグランデのステーキ。
肉柔らかく、旨味がジューシーであったが、
ステーキが少々小ぶりで、これで1000円は
少し高いな、と思ってしまった。
続いて、じゃがいもが入った、
栃木のB級グルメ「栃木やきそば」。
並盛り500円で、少し弾力のある麺は
美味しかった。
昼食後、会場内で
東武トップツアーズのスタッフの方と受付をし、
団体列車に乗り込む。座席は指定で、
私は、最初からリバイバル車両に乗車すること
が出来た。
車内に入って驚いたことだが、
座席のモケットまで、6000系仕様の
ベージュ色のものに交換されていたことである。
写真は無いが、東武の気合いの入れように
少しびっくりした。
団体列車は、ゆっくりと南栗橋車両管区を発車し、
鬼怒川方面へと向かう。
途中の板倉東洋大前駅で停車し、
少々の撮影タイムとなる。
私は、先代の6000系車両を生で見たことは無いが、
こうして見ると、中々かっこ良い。
そして、「たびじ」幕が尚良い。
新鹿沼駅でも停車し、この駅で
リバイバル車両の前に増結されていた
標準色の車両と、車内の乗客を入れ替える。
新鹿沼駅発車後、この標準色車両の車内では
スタッフによる、
景品を目指すじゃんけん大会が開かれ、
乗客が退屈しないよう工夫がされていた。
ちなみに私は、じゃんけん大会全敗であった。
団体列車は、鬼怒川温泉駅に到着。
しかしツアーはここで終わりではなく、
鬼怒川温泉駅発のSL大樹に乗り、
下今市駅に到着するまで続く。
SL大樹が発車するまでの間、
鬼怒川温泉駅構内のカフェで少し時間を潰す。
ブラックソフトクリーム(500円)を購入。
味はチョコレート味で、普通に美味しかった。
(ちなみに、このブラックソフトを食べて、
口の周りにチョコが付きまくって、
カールおじさんみたいになっていたことに
ツアーが終了して、帰りのスペーシアに
乗るまで気づかなかったのは内緒。
恥ずかしい。)
時間になり、SL大樹に乗り込む。
私がSL大樹に乗るのは、これで3度目であるが、
やっぱり、SLの旅というのは
何度乗っても良いものである。
下今市駅に到着し、改札を出て、
今回のツアーは終了となった。
東武スカイツリーラインと乗り換え、
無事に帰路についた。
今回のツアーに参加し、
リバイバル車両に乗車してみて、
東武鉄道の本気度に触れることが出来た。
またこのリバイバル車両を使用した、
何らかの臨時列車が運行される際には
また乗車を検討したいと思う。