私の従兄弟が、大分県に住んでおり、
現地に会いに行くことになった。
最初は、またスカイスキャナーで
格安航空券を購入することを考えたが、
このアプリ経由で購入すると、
キャンセル不可の場合があるため、
万が一の急な予定変更の場合は
少し厄介なことになるため、
少し割高になるが、今回は陸路で
東京から大分まで行くことにした。
という訳で、品川駅午前9時頃発の
新幹線のぞみ号に乗る。
大分までの長旅の始まりである。
ちなみに自由席に座ったが、
品川駅からは、座席が全て埋まるくらい
混雑していた。
名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島と過ぎ、
自由席は、東海道新幹線を越えて
山陽新幹線内に入ると、次第に空いてきていた。
小倉駅では駅弁を購入した。
福岡県でよく食べられる、
かしわめしの駅弁(770円)。
東京駅などで売られている駅弁と比べたら、
ずいぶん安いな、と思ったが、
甘辛く味付けられたかしわめしは
ボリュームがあり、食べ応えのある駅弁だった。
東京の品川駅から、約6時間半、
やっと大分駅に到着した。
駅舎や駅前は、7年前に来たときより
すっかり整備されて、大きく変わっていた。
大分駅前で従兄弟と落ち合う。
そして、従兄弟おすすめの天然温泉、
「CITY SPAてんくう」へ。
大分駅の府内中央口(北口)に直結し、
写真のビルの最上階に温泉がある。
良いお湯だったのはもちろん、
屋上は露天風呂になっており、
大分市内を一望出来た。
実際に行ったことは未だ無いのだが、
シンガポールのマリーナベイサンズみたいだな、
と思った。
湯上りの後は、
施設に併設されているレストランへ。
まずは、大分名物から揚げを食べる。
味は、都心で食べるものとそんなに変わらない
気がしたが、名物は現地で食べることに意味がある。
そして、次に頼んだのが「りゅうきゅう丼」。
初めて知ったのだが、これも大分名物で、
醤油や生姜に漬けたアジやサバが載った丼もので、
これはとても美味しく、即完食してしまった。
デザートは、かぼすジュース。
オレンジでもみかんでもない、かぼす独特の
風味が効いていて、とてもスッキリした味だった。
これだけ食べて、
なんと従兄弟にご馳走になってしまった。
ご馳走さまでした。次は自分がご馳走します。
という訳で、従兄弟と別れて私は宿へ向かった。
翌日、この日は帰京する日なのだが、
その前に行きたいところがあったので、
ここから、数分歩く。
お目当てはここ。別府海浜砂湯である。
別府市公営の、天然温泉を使用した砂風呂で、
トリップアドバイザーのエクセレンス認証に
選ばれた場所でもある。
私自身も、この場所を口コミで知った。
温泉が開く時間は、8:30からなのだが、
早く着き過ぎて、なんと7:00頃にはこの場所にいた。
開く時間まで、この近辺の上人ヶ浜を
ぼんやり眺める。
近くを通りかかったおばあさんが、
晴れていたら、ここから観る朝日は綺麗だと
教えてくれた。
8:30が近づくにつれ、入浴客が続々と集まってきた。
早く待っていたこともあり、私はすぐに入れた。
砂湯内の個人撮影は禁止で、入浴中の写真は
係の人が無料で撮ってくれる。
砂風呂初体験だったが、感想としては、
顔以外、サウナ状態なイメージで、
サウナが得意ではない自分にとって、
入浴していた10分が長く感じた。
しかし、上がった後の爽快感は格別であった。
デトックスというのは、こういうことを
言うのだろうな、と思った。
しばらく、砂風呂にハマりそう。
ここでは、駅構内の売店でお土産を買うだけにして、
午前10時台の特急ソニック号で、帰路につく。
家族へのお土産には、かぼすハイボールを購入。
私は飲まなかったが、
帰宅後、飲んだ家族の感想は、
甘くなくスッキリしていて、美味しいとのことだった。
駅ホームの立ち食いうどん屋で、
かしわうどんを食べる。
これも東京都心では食べられない、
ご当地メニューである。美味しく頂きました。
鹿児島中央駅からやってきた、さくら号に乗る。
さりげなく、九州新幹線の車両に初乗車である。
今回は自由席に乗ったが、次回は、
少し座席がリッチな指定席車両に乗ってみたい。
新大阪駅に着き、この駅始発の、
のぞみ号に乗って無事に帰京した。
今回陸路で、東京から大分まで往復してみて、
やっぱり時間がかなりかかるな、と思った。
それだけ、体力的負担も増すような気がするので、
次回、従兄弟に会いに行くときは
スカイスキャナーで予約した飛行機で行こう、
と思った。