最近、Yahooのネットニュースを見ていると、
「SAITAMAプラチナルート一日乗車券」を
発売することを知った。
が一日乗り放題で1900円の切符なのだが、
そもそも「埼玉プラチナルート」とは何ぞや、
と思い、ネットで調べてみた。
すると、「埼玉プラチナルート」とは、
埼玉県が設定した観光ルートで、
蔵の街並みで有名な川越、
渓谷やライン下りなどで知られる長瀞、
芝桜などで近年話題になっている秩父を
順繰りで巡るルートのことらしい。
それぞれ行ったことはあったのだが、
この3ヶ所を順繰りで巡ったことは無く、
実際に行ってみたらどんなものだろうと思い、
期間限定の一日乗車券も興味があったので
「埼玉プラチナルート」を巡ってみることにした。
という訳で、当日
例の一日乗車券を購入し、電車に乗り込む。
池袋から乗った電車は、
東武東上線に今春登場したばかりの
「川越特急」である。
特別料金不要の特急列車で、
車内はリクライニングはしないが、
ロマンスシート(転換クロスシート)。
川越駅に到着後、
東口から出る東武バスに乗り、
有名な蔵の街並みがある川越一番街に向かう。
ちなみに、今回は川越駅からバスに乗り、
蔵の街並みへ向かったが、
もし徒歩で蔵の街並みへ向かう場合には、
川越市駅から歩いた方が近い(徒歩15分程)。
ここのバス停が、川越一番街への入り口に当たる。
前に来たときも思ったことだが、
川越一番街は、蔵の街並みがとても整えられていて、
行ったときが土休日だったこともあり、
観光客がとても多い。
加えて川越一番街は、車やバスの通りが
常に多いところに位置しているので、
ここを散策するときは、少し注意が必要である。
恐らく、川越で一番有名なシンボルである、
「時の鐘」。
川越一番街のちょうど真ん中あたりに位置する。
前来たときにも撮ったが、
これは撮らない訳にはいかない。
せっかく川越一番街に来たので、
何かお菓子でも食べることにする。
川越いもと紫いものミックスソフト(税込380円)
を注文した。
普通のソフトクリームとは違い、
さつまいものねっとりとした独特の食感が特徴の
ソフトクリームで美味しかった。
川越一番街をサクッと観光した後は、
乗り入れないので、ここで乗り換える。
普通列車がピストン輸送を行っている。
今度は、秩父鉄道。
川越駅から約1時間半かかり、
ここの駅周辺も観光客で賑わっていた。
有名な長瀞渓谷や岩畳方面へは、
別の記事でも紹介したので、
今回は、渓谷とは反対方面である、
宝登山方面へ向かう。
長瀞駅から少し進んだところに、
宝登山神社の大鳥居がある。
この大鳥居を直進する。
長瀞駅から15分程歩いて、
埼玉プラチナルートのパンフレットによると、
日本武尊を山火事から救った神犬の霊力と
火防、盗難除けの霊験がうたわれているという。
写真では分かりづらいが、
御本社の装飾が、とても煌びやかで綺麗だな、
と思った。
お参りさせて頂きました。
秩父地方名物である「みそポテト(税込200円)」
を購入して食べる。
サクサクに揚げられたジャガイモと衣に、
甘辛い味噌ダレが絡み、これがまた美味しい。
また駅前の自販機では、
ご当地コカコーラ(?)の埼玉コーラを購入。
川越の時の鐘と長瀞ライン下りが描かれており、
味は普通のコーラだが、
こういうご当地パッケージは、
旅情を引き立たせる。
長瀞もサクッと観光した後は、
再び秩父鉄道に乗り、約20分で、
秩父駅に到着する。
立派な駅舎が建てられている。
ここから、徒歩5分ほどのところにある、
秩父神社へ向かう。
これも写真では分かりづらいが、
神社の周りを極彩色の彫刻で彩られている。
ここでも、お参りさせて頂きました。
秩父もサクッと観光した後は、
もと来た道を帰るのみである。
夜7時頃、東京にある自宅の最寄り駅に帰ってきた。
今回、埼玉プラチナルートを巡ってみた感想は、
とても魅力に溢れている地域で、
3ヶ所をいっぺんに廻ろうとすると、
それぞれの場所をサクッと観光せざるを得ないな、
と感じた。
なので、埼玉プラチナルートとして、
3ヶ所をじっくりと観光したいならば、
どこかで宿泊するのが良いのかも、とも思った。
しかし、前述の通り、
埼玉プラチナルートが、今後どういう発展を
するのか、期待したいと思う。