最近、友人達と飲む機会があり、
「皆でパーっと旅行に行きたい」
という話になった。
今ちょうど青春18きっぷのシーズンであり、
都心から手軽に行けて、
更にお酒も楽しめる場所を考えると、
越後湯沢駅ナカのぽんしゅ館が思いついた。
最近、YouTube等で有名になっている施設であるが、
皆に話すと、乗り気になってくれたので、
トントン拍子で越後湯沢旅行が確定した。
青春18きっぷでの移動なので、
新幹線や特急列車は乗れず、
普通列車や快速列車のみで、
都心から越後湯沢駅まで移動することになる。
水上駅まで移動する。
水上駅では、次の乗り換え列車まで、
20分近くあったので、一緒の友人は、
水上駅前すぐの土産物屋で、
おやつのおやきを買っていた。
都心から在来線のみで新潟方面へ行くときの
列車の本数が本当に少なく、
平日土日とも、一日6本しかない。
なので、もしこのルートで行くならば、
計画的にプランを立てざるを得ないと思う。
そんなこんなで、無事越後湯沢に到着。
大宮駅から普通列車オンリーで、約3時間かかった。
新幹線を使えば、都心から約1時間で着けるが、
在来線だけでも、3時間で着くことができるので、
越後湯沢は、都心にとって、とても身近な
新潟であるように思う。
「CoCoLo湯沢」にて、昼食を取る。
丼物屋や、へぎそば屋、寿司屋など、
色々なお店があったが、私達は
つけ麺屋の「越後つけ麺維新」に入った。
写真は、私が注文した「魚介鶏とんつけ麺」である。
何でも、麺に米粉を使用しているようで、
モチモチとした弾力のある麺で美味しかった。
ごちそうさまでした!
食後、本日のメインイベントである、
利き酒を楽しむために、同じ駅ナカ施設にある
ぽんしゅ館に移動する。
なんと150種類の利き酒を楽しめる。
まず、受付にて、利き酒料金として、
500円を払い、メダルを5枚渡される。
メダル1枚を機械に投入すると、
利き酒おちょこ1杯分が楽しめる仕組みである。
中には、メダル2〜4枚で1杯を楽しめるような
高級な日本酒もある。
150種類もあると、どれを選んだら良いか
分からなかったので、
ぽんしゅ館内に掲示されていた、おすすめを
基に選んで飲んだ。
写真は、「越の白鳥」。
ぽんしゅ館内には、利き酒利用者用に、
塩の味見や、つまみとしてきゅうりを
販売していた。
2杯目の「米百俵」。
自分はお酒が弱いので、このあたりで
大分酔っ払っていた。
3杯目は「越乃景虎 梅酒」。
梅酒もあった。
この時点で、大分幸せになっていた。
4杯目だが、せっかくなので、
皆でメダルを出し合って、高級な酒を飲もう、
という話になり、なんとメダル4枚で1杯の
「山間」というお酒を飲んだ。
この日本酒は、普段お酒を、特に日本酒は
飲まない自分にとっても、とても飲みやすく、
とろけるような美味しさだった。
日本酒って、本当に奥が深い。
ぽんしゅ館を後にし、
少し酔いを覚ます意味合いもあって、
デザートを同じ駅ナカ施設で購入。
糀ソフトクリームにした。
意外と甘みが深く、少し酔いながら、
即完食してしまった。
そんなこんなで、
この日は越後湯沢駅を後にし、宿に移動。
明け方まで、皆と語り合った。
翌日、宿から再び越後湯沢駅に戻り、
お土産などを買う。
私は、おやつ感覚で、駅ナカのお店で
「長岡ポークの豚串焼き」を購入。
塩で味付けられた串焼きの豚は、
旨味がしっかりとして、食べ応えがあり、
とても美味しかった。
という訳で、帰りも行きと同じように、
普通列車で都心まで帰る。
車内で、昼食。
越後湯沢駅で購入した駅弁である、
「牛〜っとコシヒカリ」。
味付けられた牛肉も、もちろん美味かったが、
何より、米が美味かった。
やっぱり新潟は米どころである。
引き続き、電車を乗り継いで、
無事に都心まで帰り、友人達とは解散となった。
今回の旅行で得られたことは、
お酒の美味しさを知ったことである。
普段はお酒は飲まない方だったが、
お酒、特に地酒や地ビールなどは
旅情を盛り上げることを学んだ。
これからは、可能ならば、
旅先でお酒を取り入れ、
旅を更に盛り上げたいと思う。