最近、ネットの「鉄道コム」HP上の、
臨時列車情報にて、何か面白そうな列車は無いか
探していたら、過去に運転された、
東武鉄道の「DL大樹夜行」が、今度は
クラブツーリズムとの共同企画で運転される
ことを知った。
更に今回も、ドリームカーを連結して、
運転する、とのことである。
運転日が平日ではあったが、
前から、南栗橋駅発の長距離DL大樹には
乗ってみたい、と思っており、
しかも夜行列車というのがテンションが上がる。
今回、運転日の約1ヶ月前に、
まずは、ドリームカー(旅行代金16000円)を
ネット上で申し込もうとしたが、既に満席だった。
なので、普通席(旅行代金12000円)は、
未だ空いていたので、そちらを申し込んだ。
当日は、南栗橋駅23:00集合とのことであったが、
待ちきれず、比較的早めの
乗り換える。
そこで急行に乗り換えても良かったのだが、
時間に余裕があり過ぎたので、
少しでも時間を潰しておく。
それでも、集合時間の2時間近く前に、
南栗橋駅に到着してしまった。
駅のベンチに座ったり、駅近のコンビニで
買い出ししたりして、時間を潰す。
長い待ち時間の後、南栗橋駅コンコースにて、
クラブツーリズムの方に受付をしてもらい、
ホームに下りる。
23時半頃だっただろうか、
南栗橋駅ホームにDL大樹夜行が入線して来た。
普段、SL大樹で使われているDE10と14系客車は
南栗橋駅には入線しないので、
私も含めて、皆で写真撮りまくっていた。
写真を撮り終わった後、車内に入り、
指定された席に座る。
ドリームカーの方は満席だったが、
普通席の方は、皆1人で4席占有出来るくらい、
ガラガラであった。
クラブツーリズムの方の許可もあり、
座席を回転させて、ボックスにし、
ゆったりと座ることが出来た。
そんなこんなで、DL大樹夜行は、
23:50にゆっくりと出発した。
車内販売も営業しており、
飲みものとおつまみを売っていた。
私はミックスナッツとさきいかを購入。
1時間近くの長時間停車を繰り返しながら、
ゆっくりとしたスピードで、鬼怒川温泉駅へと
向かう。
ちなみに私は、夜行バスも含めて、
夜行列車では、なかなか寝つけない方なので、
この列車に乗っている間は、ずっと起きていた。
下今市駅発車後の、鬼怒川を渡る際の車窓である。
曇っているのが残念だが、朝靄がかかった、
独特の車窓は、夜行列車ならではかもしれない、
と思った。
という訳で、列車は5:00に無事、
鬼怒川温泉駅に到着。
この駅で、機関車は折り返し作業に入る。
駅の外にも出られたので、
鬼怒川温泉駅前を少し散策。
周囲には全体的に朝靄がかかり、
静かな雰囲気が漂っていた。
5:40頃、折り返し作業を終えたDL大樹夜行は、
下今市駅に向けて、再び発車する。
車内では、ヘッドマークを持った
記念撮影サービスをやっており、撮って頂いた。
6:20頃に下今市駅に到着し、
改札を出て、このツアーは終了となった。
一睡も出来ず、体力的にしんどいが、
やっぱり夜行列車は楽しい。
無事に都心に帰ってきた。
最近では、このDL大樹夜行もしかり、
企画したりと、その他でも、
夜行列車が密かにブームになりつつあるように
感じる。
そういったものならば、鉄道ファンとしては
とても嬉しい流れであるように思う。
また他の地区で、夜行列車が企画された際には
是非参加してみたい。