私は最近、友人の影響で、
皇室関連の施設を巡ることが多くなってきた。
昔から日本史には興味があり、
日本史とは切り離せない、
長く続く皇室の足跡を辿っていくのは、
なかなか面白いと思っていた。
かつて大正天皇の皇太子時代に利用された、
塩原御用邸の一部が
「天皇の間記念公園」として移築保存されて
いることを知り、見学に行って来た。
今回の目的は、塩原御用邸にある、
天皇の間記念公園へ行くのが第一で、
温泉に入ることは考えていなかったため、
新幹線や特急は使わず、普通列車オンリーで
塩原温泉まで向かう。
宇都宮駅で黒磯行きに乗り換える。
昔、ディズニーランドなど舞浜を通る、
京葉線で使用されていた車両がやってきた。
40分ほどで西那須野駅に到着。
ここからバスに乗り換えて、塩原温泉に向かう。
ちなみに、新幹線も停車する、
バスが出ている。
1時間ほどで、塩原温泉バスターミナルに
到着する。
普通列車オンリーで、約3時間かかった。
次のバスまで、20分ほど時間があり、
せっかくなので、少し温泉街を散策する。
温泉街には、たくさんの温泉宿や
土産物店が連なっていた。
今回、土曜日に行ったが、
人通りが少なめだったのが少し残念だった。
箒川を渡る橋から、塩原渓谷を臨む。
自然が豊かで、いかにも温泉街らしい
雰囲気を醸し出して、いいなと思った。
あっという間に20分が過ぎ、
塩原温泉バスターミナルに戻り、
再びバスに乗車する。
今度は、塩原福渡バス停で下車する。
バス停から天皇の間記念公園へ10分ほど歩く。
途中から見える渓谷の景色も綺麗だった。
天皇の間記念公園に到着する。
入園料を支払い、中に入る。
実際に御用邸の中に入ることができ、
中には、実際の大正天皇御座所が公開されていた。
特に、内部の写真撮影NGという注意書きは
無かったので、御座所の写真も撮る。
ただ、念のため、ブログに載せるのは
控えます。
塩原福渡バス停に戻り、帰路につく。
今度は塩原温泉巡回バス「ゆ〜バス」に乗る。
せっかくなので、行きとは別ルートで
帰ってみたいと思う。
行きはJR線で来たので、
帰りは、野岩線と直通している東武線経由で
帰ることにする。
もちろん普通列車オンリーで。
ちなみに、この上三依塩原温泉口駅も
塩原温泉へのアクセス口の一つなのだが
(ここからバスで20分くらいで塩原温泉)、
辺りは閑散としていて、この日
17時20分発の電車にこの駅から乗った乗客は
私一人であった。
上三依塩原温泉口駅から、
電車3本乗り継ぎ、3時間半くらいかけて、
やっと都心の浅草駅に到着した。
今回、日帰り普通列車オンリーで、
都心から塩原温泉まで往復したが、
同じ関東圏だから、余裕で行って帰って来れる
だろうと思っていた。
正直、舐めていた。
塩原温泉は、栃木県の北の方に位置し、
福島県に近く、都心からは結構遠い。
私は、目的が天皇の間記念公園だったので、
良かったが、現地でゆっくりするならば、
やっぱり新幹線や特急を使うのがおすすめである。
ちなみに運賃に限れば、
・JR線ルート 東京都区内〜西那須野 2590円
2380円
と、所要時間は東武の方がかかるが、
運賃は安いことが分かった。
次回、塩原温泉に行くときは、
特急を使って、もっと時間に余裕をもって
行きたいと思う。