遠出アルバマーなひとりごと

にわかですが、鉄道や交通、地域やまちづくりに興味があります。旅のジャンルは広めで、有名な観光地以外にもよく行きますが、いいなと思って頂けたら嬉しいです。

リゾート21黒船電車に乗って、下田開国史跡を巡る

静岡県伊豆半島の南に位置する、

伊豆急行線伊豆急下田駅には

今まで行ったことはあるのだが、

そこにある幕末期の開国に関する史跡を

じっくり巡ったことは無かった。

 

下田は、江戸時代の幕末期、

有名なペリーとの日米和親条約によって、

箱館(現在の函館)と共に開港されたところである。

 

そんな中、6月末までの静岡DC

(静岡デスティネーションキャンペーン

開催期間中、伊豆急行線の名物列車である、

リゾート21黒船電車にロイヤルボックス

連結され、更に特別料金なしの普通乗車券のみ

で乗車できることをYouTubeで知り、

これに乗りに行かない手は無いと思い、

せっかくなので下田の開国史跡を巡ろうと思い

行ってきた。

 

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まずは東海道線の鈍行で熱海駅へ。

最近、熱海を通ることが多い気がする。


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熱海駅からは伊東線に乗り換え、

そのまま直通している伊豆急行線

伊豆急下田駅まで向かう。

 

熱海駅12:24発のリゾート21黒船電車を待ち、

連結されているロイヤルボックスに乗車する。


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ロイヤルボックスとは、

要はグリーン車のことなのだが、

トンネル区間が多い伊豆急行線内で、

トンネルに入ると天井に

プラネタリウムのような星空演出がされる。

写真でも分かると思うが、とても綺麗だった。

 

ちなみに、このロイヤルボックスは、

静岡DC開催前までは定期運用で連結されておらず、

静岡DC終了後は、また連結を外してしまうと

思われるため、貴重な機会であった。


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伊豆急行線はトンネルが多いが、

写真のように東伊豆海岸線沿いも走行する。

この日は空が晴れわたり、海が綺麗だった。

そして、写真では分かりづらいが、

うっすらと伊豆大島や利島を見渡すことが出来た。

 

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伊東駅から約1時間30分ほどで、

終点の伊豆急下田駅に到着する。

 

今回、帰りの電車まで約1時間の

弾丸スケジュールを組んでしまい、

急いで散策を開始する。


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伊豆急下田駅から伸びる通りである、

「まいまい通り」沿いには、

開国に関するお寺が多く存在する。

 

1つ目は稲田寺。

ここは、幕末期に幕府の仮奉行所となった

お寺である。

観光客向けに案内板が立てられていたが、

観光客は少なかった。


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稲田寺を後にし、まいまい通りを更に進む。

2つ目は、宝福寺。

ここには、時の土佐藩主である山内容堂

立ち寄った場所であり、そのときに、

坂本龍馬の脱藩を許した、とされている。

なので、「龍馬飛翔の地」という看板が、

お寺の前に大きく立てられていた。

それだけならば、少々大げさな気が

しなくもないが、実際観光客が結構訪れている

ようだった。


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お寺の前には、このように

坂本龍馬の木像も立てられている。

せっかくなので、記念に一枚。


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まいまい通りの終点までやって来ると、

今度は了仙寺が見えてくる。

ここは、実際に日米和親条約が締結された場所であり、

観光客の姿も多かった。

 

今回は立ち寄らなかったが、

近くには宝物館もあり、ペリーの肖像画などが

展示されているようである。


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そして、最後に立ち寄ったのが長楽寺。

この場所は、ロシア使節プチャーチンと、

日露和親条約の調印を行った場所である。

観光客の姿は少なかった。


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長楽寺付近から下田公園の間には、

古い建築が連なっているお洒落な通りである、

「ペリーロード」が伸びる。

 

ペリーロードには、

海鮮丼屋やカフェ、土産屋があり、

少しここでゆっくりしてから、

下田公園の開国記念碑まで行ってみたかったが、

そろそろ帰りの電車まで時間が厳しくなってきたため、

それらはまたの機会にして、引き返すことにする。


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伊豆急下田駅まで戻り、

帰りは特急電車の踊り子号に乗る。

写真のJR185系は、もうすぐ踊り子号から

撤退することが決まっているようで、

伊豆急行線内で乗る185系は、

これで最後になるかもしれないな、と思った。


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伊豆急下田駅売店で、駅弁を購入した。

「金目鯛の塩焼き弁当」(税込1130円)。

15時台で、このお弁当しか残っておらず、

しかも、ラスト3つだった。

前から思っていたことだが、

伊豆急行線内で駅弁が売り切れるのは

早い気がする。

 

肝心の味だが、南伊豆名物の

金目鯛の塩焼きが脂が乗って柔らかく、

とても美味しかった。

これで1130円の価格設定は、

良心的な方ではないか、と思った。


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売店ではもう一つ、地サイダー

「伊豆ニューサマーサイダー」(税込260円)

を購入。

伊豆特産のニューサマーオレンジを使用しており、

実際飲んでみると、

甘酸っぱいオレンジの香りが広がり、

果肉も感じられて、

今まで飲んできた地サイダーの中では、

美味しい方であった。

 

今回、かなり駆け足で下田を巡り、

色々な開国史跡を見て廻り、楽しめたが、

やはり滞在時間1時間は少なすぎた。

 

今度来たときには、

もっとペリーロードをじっくり巡り、

下田港の黒船遊覧船にも乗りたいと思う。