私自身、鉄道旅行は好きで、
全国色々な路線に乗車してきたという自負は
あるのだが、
神奈川県横浜市の京浜工業地帯を走る、
鶴見線は今まで乗ったことは無かった。
鶴見線は、戦前までは私鉄だった路線で、
最近のYouTubeを観たりすると、
その雰囲気から「都会のローカル線」と
呼ばれることもあるようである。
乗車し、沿線の雰囲気を味わってきた。
この駅が鶴見線の起点となる駅である。
鶴見線に乗り換えようとして驚いたことだが、
同じJR線にも関わらず、
鶴見線への乗り換えには中間改札が
あることである。
なので、例えば、
都内から大回り乗車のつもりで、
切符を中間改札の自動改札機に入れてしまうと
引っかかってしまう。
中間改札には窓口もあったので、
駅員さんに「大回りです」と言えば、
もしかしたら通してくれたかもだが、
少し面倒に感じたので、一旦出口改札を出て、
再び切符を買い直し、入場した。
入場して、鶴見線に乗る。
ここは横浜市だが、
3両編成で、いかにもローカル線を感じる。
車両自体は、昔山手線で使用していたものを
改造し、運用されている。
鶴見駅を発車すると、
あまりスピードを出さずに、
比較的ゆっくりと走っていく。
途中の国道駅を過ぎると、
車窓は、京浜工業地帯の工場が多くなっていく。
途中の浅野駅で途中下車する。
立派な駅舎が建っているが、
駅員さんのいない無人駅である。
この駅で、浜川崎駅方面と、
海が間近で見られる駅として有名な、
海芝浦駅方面に分岐するが、
今回は海芝浦駅方面には行かなかった。
浅野駅周辺も、工場が多い印象で、
それ以外は、特に何もない感じであった。
約20分後、再び浜川崎行きの電車に乗り、
今度は終点まで向かう。
浜川崎駅では、
南武支線に乗車する。
浜川崎駅での乗り換えは、
一度、道路を渡る。
乗り換え時間が4分しかなく、少し焦ったが、
それほどギリギリでも無かった。
住宅地の中を走行していく。
十数分ほどで尻手駅に到着する。
今回、鶴見線に乗ってみて、
正直、あまり期待はしていなかったのだが、
工場の中をゆっくり走っていく路線として、
ちょっとした小旅行にも良い路線だと感じた。
また機会があれば、
今度は海芝浦駅方面にも行ってみたいと思う。