このとき、大学受験の浪人生だった自分は、
高校時代の友人の影響で、
日帰りで旅行してみることにした。
鉄道が好きだった自分は、
それまで長期休み等に、
何となく関西などに乗り鉄しに行っていた
ことはあったが、友人がmixiなどに旅先での
写真をアップしているのを見て、
自分もやってみたくなった。
行先は栃木県の鬼怒川温泉。
幼馴染みの友人に付き合ってもらった。
浅草駅から快速電車に乗り、
鬼怒川温泉を目指す。
写真は、ちょうど鬼怒川を渡っているところ。
鬼怒川温泉が近づいてきた感じがしてきた。
鬼怒川温泉に到着後、
ちょうどお昼ということで、
駅から15分くらい歩いたところにある
蕎麦屋に入った。
手打ちそばらしく、
コシがあって美味しいそばだった。
お昼の後、近くを歩いて、
鬼怒川を渡る吊り橋を歩いてみた。
写真は、吊り橋からの様子。
写真には写っていないが、
下の鬼怒川ではライン下りの舟が通り、
お客さんに上から手を振ると、
振り返してくれた。
吊り橋を渡り、少し歩いたところにある、
「古釜の滝」。
静かに水が流れる様子が、
風情があるなと思った。
古釜の滝から更に歩き、
階段を上ったところにある展望台。
そこからは、鬼怒川温泉街が一望できた。
天気が良かったのも相まって、
綺麗な景色だと思った。
下におり、吊り橋をもう一回渡って戻り、
川の近くまでやってきた。
すると、舟を運ぶトラックに遭遇した。
鬼怒川をライン下りした舟は、
こうやって上流に戻すのだと納得した。
鬼怒川温泉駅前でおやつタイム。
とちおとめソフトミックスを購入。
苺味の部分が甘酸っぱい感じで、
美味しかった。
駅前には足湯もあったので、入ってみた。
足湯に入っただけでも、
意外と疲れは取れるものであると思う。
このときは午後3時頃。
まだ都心に帰るには早いと言うことで、
電車でもう少し北に行ってみることにした。
元名古屋鉄道で使われていた
特急車両を使用した、快速電車の
AIZUマウントエクスプレス号に乗車して、
前面展望を楽しむ。
列車は鬼怒川温泉沿いを走行してゆく。
フリーパスの終端である、
湯西川温泉駅で下車。
下車したところを撮影。
後で、
列車の正面から撮影すれば良かったと後悔。
さすがに温泉街まで行く時間は無かったので、
駅前を散策することにした。
写真は無いが、駅前には足湯もあった。
駅前の露店で購入した、「ゴンの肉」
骨にミンチ状にした肉を巻いて、焼いたもの。
味は美味しかったが、
友人は栃木のB級グルメである、
「いもフライ」を購入していた。
そっちの方が食べたかったかも。
駅前から見た五十里湖。
こうして見ると、
夕日が水面に反射して綺麗だった。
という訳で、鬼怒川温泉駅に戻り、
臨時特急列車の
「ゆのさと号」に乗って帰路につく。
こっちの特急の方が、スペーシア号より若干、特急料金が安い。
ただし、座席はリクライニングしない。
帰りの特急の中で、
お土産に買った
「いちごバームクーヘン」を食べる。
想像以上に甘く、少ししか食べられなかった。
今回は、
・浅草~鬼怒川温泉エリアの往復乗車券
・鬼怒川温泉エリアの電車バスフリー乗車券
が、セットになって4600円の
「まるごと鬼怒川 東武フリーパス」
を利用した。
純粋に、行き帰りの切符を購入するよりも、
若干割引になるので、おすすめである。
そんなこんなで、無事に都心に帰ってきた。
今回の日帰り旅行で、
旅先で色々なものに触れ、
色々なものを食べ、それを写真に記録する、
という楽しさを初めて知った。
新入社員半年目で、少しお疲れ気味の中、
鬼怒川まで付き合ってくれた
友人には感謝である。